いいことが続くと不安になる日本人。

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「人生における幸福と不幸の割合はあらかじめ決まっている。」

「人が一生のうちに体感する幸福の総量は決まっている。」

 

多くの日本人は、幸福を限りがあるものとして捉えています。

では、なぜ日本人は幸福を限りがあるものとして考えるのでしょうか。

 

それは、儒教の陰陽思想に基づいた、

「あまりに良すぎることはかえって不幸を招き、

 良いこと、悪いことが同時存在することが真の人生である。」

という考え方が存在するからだと言われています。

 

良いことがあった時に、

「一ヶ月分の運を使い果たしちゃった。」

「最近いいことありすぎて怖い。」

と言う人がいます。

 

つまり、多くの日本人にとって、

「良い出来事=人生の限りある良いことの消費」なのです。

 

事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。

                    フリードリヒ・ニーチェ

 

この言葉が示すように、良い出来事も悪い出来事も元から存在しないのです。

 

 

 

人生の幸福の総量は、神の見えざる手によって決定されるのではありません。

幸福が主観によるものなら、全てはあなたの考え方(解釈)次第なのです。