「天才」は学びの宝庫だ。
「あまりに完璧なものを見たとき、我々は『どうしたらあんなふうになれるのか』とは考えない」。その代わりに「魔法によって目の前で奇跡が起こったかのごとく熱狂してしまう」。
– ニーチェ –
私たちは「あいつは天才だから」と言って、
生まれつき特別な才能が備わっているんだと考えてしまうことがあります。
しかしそれは、極めて短絡的な考え方だと言えます。
「天才」を神格化してしまう理由。
「我々の虚栄心や利己心によって、天才崇拝にはますます拍車がかかる。天才というのは神がかった人だと思えば、それにくらべて引け目を感じる必要がないからだ。『あの人は超人的だ』というのは、『張り合ってもしかたない』という意味なのだ」
– ニーチェ –
つまり「天才」を神格化してしまったほうがラクなのです。
自分が勝てないのは努力が足りてない訳じゃないんだと言って、
現状に甘んじていられるのです。
「天才」は学びの宝庫だ。
「あいつは天才だから」で片付けてしまうのは勿体無いです。
身近に「天才」と感じる人がいるにも関わらず、
その人から学ぶ機会を自ら放棄しているからです。
彼らをよく観察し、天才が天才たる所以を学びましょう。
理解できないことが沢山ある、「天才」は学びの宝庫です。