学校の試験は「スマホ持ち込み可」にすべき。
学校の試験は「スマホ持ち込み可」にすべきだ。
スマホが使えない状況で問題を解くのはおかしい。
結局、それで分かる能力は、スマホの使えない世界で
正解を答えることができるということだ。
現代では、スマホが使えない状況を想定することのほうが難しい。
そのため、スマホが使えないという特殊な状況を作り出し、
問題を解かせるということにはあまり意味がない。
インターネットにより、あらゆる知識が共有されるようになった。
その結果、知識そのものの価値は著しく低下した。
しかし、得た知識をどう使うかは価値を生む。
何かを考える際の材料となるのが知識だ。
得られた知識を組み合わせれば、新しいアイディアを生み出したり、
独自の論を構築したりといったことができるようになる。
知識を増やすために暗記に費やす時間は無駄だ。
それよりも、必要な情報にアクセスする能力のほうが重要である。
学校の試験は、「スマホ持ち込み可」にし、
今の時代に必須のスキルである、「知識の使い方」を学ばせるべきだ。