シンプルに考えることで、悩むことはなくなる。
悩むとは、なんとなく「あれも大事、これも大事」と迷っていること。結局、何も決められず、行動に移すことができません。 あるいは、「あれもこれも」と力を分散させてしまう。しかし、結局、人間が一度にできることは一つだけ。結果を出すためには、ひとつのことに全力を集中させなければいけません。
LINE元社長の森川さんは、会社にとっていちばん大切なことは、
ヒット商品をつくり続けることだと述べています。
LINE株式会社はユーザーのニーズに応えるために
必要なことだけをやり、利益や社員の幸せ、ブランドといった
不要なことはすべて捨ててきました。
人が悩む理由。
森川さんは、人が悩むのは、
「表面的な価値」に惑わされているからだと述べます。
ヒット商品をつくり続ける会社が成長し、
ヒット商品を作ることができなくなった会社が滅びる。
「利益」も「社員の幸せ」も「ブランド」も、
ヒット商品が生み出された結果として生み出されるものです。
ヒット商品がなければ、「戦略」や「ビジネスモデル」も絵に描いた餅にすぎません。
シンプルに考えれば、悩まなくなる。
悩むことで、ものごとはどんどん複雑になっていきます。
ものごとを複雑にしている原因は自分にあることに気づきましょう。
ものごとをシンプルにするために、「悩む」のではなく「考える」。
本質を見極めることに尽力し、力を注ぐことを決めれば、悩む必要はなくなります。